あなたは何にフォーカスしているのか

透明な心の世界へ-催眠療法士(ヒプノセラピー)・鹿島光洋のメッセージ-英国 街並の風景
英国 街並みの風景

人の体には五感という機能が備わっています。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。

それに加えて、心の感覚として第六感もありますが、

その中でも今日は、“視覚“についてみてみましょう。

ある場面を見た時、

視野に入るものはたくさんありますが、

私たちはその1つひとつを

平等に記憶しているわけではありません。

特に、感情が動かされるものには

フォーカスしやすいため、

もしそのようなものが視界に入れば

それ以外のものの記憶はほとんど残りません。

ここで、すこし実験してみましょう!

まずは、下の1から3だけを読んで実行に移してみてください。

その後、4の質問に答えて下さい。

4は、1から3の実行後に読むことが大切です。

1.今からあなたの周りで、

できるだけ色とりどりの物が

たくさんある場所を探してください。

(添付の写真の拡大でもOK)

2.顔は動かさずに、

視界に入る物を10秒程度見渡して、

赤色のものがどこにあるかを

できるだけたくさん覚えて下さい。

これは、記憶力のテストです。

3.そして、10秒経ったら

見ていたものから目をそらして

次の質問に答えて下さい。

まずはここまで、次を読まずに実行してみて下さい。

4.今見ていた範囲で、

緑色のものは何がありましたか?

1つでも答えられましたか?

前提条件が満たされていた場合、

多くの方は赤色のものはよく覚えていたとしても、

緑色のものはあまり覚えていなかったはずです。

同じように視界に入っているにもかかわらず、

フォーカスしていたことしか覚えていないのです。

これは、他の感覚でも同じことが言えます。

さあ、これからどのような感覚を

記憶として潜在意識に留めておきたいでしょうか。

人や物や出来事の良い面でしょうか、

それとも悪い面でしょうか。

何にも二面性があることは、

今月のブログに書き綴ってきたとおりです。

私たちが何にフォーカスするかは、

本来は“意識的に”コントロールが可能なのです。

何を見て何を見ないのか、

何を聞いて何を聞かないのか、

これらの選択は私たち1人ひとりの自由選択です。

この選択で、

潜在意識の中に入るものが変わり、

積もり積もれば引き寄せるものも

変わってしまうのです。

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目 次
DAY 1:  誰にでも生まれてきた意味がある?
DAY 2:  実は、毎日誰でもヒプノを体験している!?
DAY 3:  潜在意識の秘密
DAY 4:  催眠術ショーのからくり
DAY 5:  みんなが知らないヒプノセラピー~主な方法について
DAY 6:  ヒプノセラピーでできる、3つの素晴らしいこと
DAY 7:  さて!あなたが生まれてきた意味は・・・
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