忘れかけていること(薬師寺シリーズ8回目)

透明な心の世界へ-催眠療法士(ヒプノセラピー)・鹿島光洋のメッセージ-涅槃絵

    涅槃絵(ねはんえ)


高田好胤師の法話集より、第8回目

それぞれのお寺では、

お釈迦様がお亡くなりになられた2月15日を中心に

お涅槃の絵が祀られる。

この絵では、お弟子さんや信者さんも

泣いて別れを惜しみ

鳥や獣も泣いて別れを惜しんでいる。

加えて、 草や木までもが

泣いて別れを惜しんでいる。

草や木までも泣く???

これは、作り話なのか?

もし、そう思ったのなら

私共が、いかに都会的な感覚に

冒されているかということである。

インドに行って、田舎の人々が

自然とむつみ、一本の木、一本の草に

愛おしみのまなざしを注いでいる姿に出会うと

”草や木までもが泣いている” は、

作り話でないことが分かる。

日本の一番古い歴史的な書物

古事記、日本書紀には

”山川草木” という、四文字がでてくる。

これを ”さんせんそうもく” とも

”やまかわくさき” とも言わない。

”やまかわくさきのかみ” と読む。

私たちは、命とかかわっているもの

森羅万象、あらゆるものが神だとした

八百万の神をお祀りをしてきた。

近代化、現代化が進んで世の中が

変わってきたけれども、

果たして、本当に私たちを幸せにしてくれる

方向に向かっているのだろうか?

真剣に考えなければならない。

さて、ここからは筆者の感想である。

現代は、年々新しいモノが次々と生み出され

とても便利になってきた。

しかし、物質的に豊かになっていく現代社会において

逆に失っていくもの

あるいは、忘れてしまっていることも

私たちが一人ひとり、一旦立ち止まってでも

見直したいものだ。

見直すことなく、世の中に流されてしまっているなら

いずれ、心の問題を抱えることになるだろう。

人間は自然の産物である。

どんなに科学技術が発展しても、

人が自然を制することはできないだろう。

しかし、共生はできる。

そして、人間は自然の一部であるから、

人間どうしの共生もできる。

『共存共栄』 の精神を

今一度、見直そう。

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目 次
DAY 1:  誰にでも生まれてきた意味がある?
DAY 2:  実は、毎日誰でもヒプノを体験している!?
DAY 3:  潜在意識の秘密
DAY 4:  催眠術ショーのからくり
DAY 5:  みんなが知らないヒプノセラピー~主な方法について
DAY 6:  ヒプノセラピーでできる、3つの素晴らしいこと
DAY 7:  さて!あなたが生まれてきた意味は・・・
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