ヒプノセラピーで問題を根本的な原因から解消する退行催眠

透明な心の世界へ-催眠療法士(ヒプノセラピー)・鹿島光洋のメッセージ-皇居の白鳥

日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で、

拒食症になった女性の話があった。

話のあら筋は次のようであった。

女性は小さいころから背が高かったが、

決して太ってはいなかった。

小学生のある日、自分の体重が

同学年の平均より重いことを知り、

自分は太っているのだと思い込んでしまう。

せめて、平均体重になるようにと

食事制限と運動をしつづけて目標を達成するが、

その時に得た達成感が快楽となり、

ダイエットがどんどんエスカレートしていく。

そして、ついに食べ物が喉を通らなくなり、

体重が25kgまでになる。

病院での何年にも及ぶ対症療法で57kgまで体重を戻し

病気を克服したかに思われたが、

その後、結婚して妊娠した際に、

自分のお腹が大きくなることを目の当たりにして

病気が再発する。

一時は母子ともに危険な状態に陥るが、

病院での治療の末に帝王切開で出産し、

現在は通常の生活ができている。

この番組を見て 「ああ、よかったな!」 とは、とても思えなかった。

それは、問題の根本的な原因を解消していないために、

いつかまた再発するのではないかと思うからである。

妊娠した際に再発したのも、根本的な原因を残したまま

やり過ごしてきたためである。

では、根本的な原因はどこにあるのか?

これは、ただカウンセリングを行っているだけで

分かるものではないが、

催眠状態で潜在意識の中に入っていけば、

徐々にそれが明らかになってくる。

ヒントは幼少期にある。

少女は太っていないのに、

自分は太っていると認識してしまったところだ。

他の人はその子が太っているとは認識していない。

しかし、本人は現にそう思ってしまったのだ。

本人がそう認識するようになってしまったのには、

他にも何らかの原因があったのかもしれない。

もし、他にあったならば、

彼女の潜在意識の中を更に遡っていかないといけない。

しかし、少なくとも根本原因につながるヒントは

今、分かっているそこにある。

もし、自分が太っているという認識をした時点が

根本原因ならば、その時の少女の感情は

どのようなものだったのだろうか。

“はずかしい”、“いじめられる”、“仲間外れにされる”

などの想いから、極度の不安感や恐怖心が

襲っていたのかもしれない。

それは、年頃の少女にとっては一大事であり、

自分が太ること=不安や恐怖

という結びつきが潜在意識の中に

できあがってしまったのだと推測される。

特に幼少期(12歳くらいまで)というのは、

このような結びつきが潜在意識に入りやすい時期でもある。

そして、一旦潜在意識の中に入ったものは、

大人になっても消えずに残ってしまうのだ。

つまり、

自分が太ること=不安や恐怖

という関係を断ち切らない限り、

いつかまた甦ってくる可能性がある。

思い出そうとしても思い出せない感情や感覚は、

催眠状態になることでその記憶やイメージを伴って

思い出しやすくなるため、

問題の原因を追究し、根本的に解消していくことが

可能になるのだ。

可能であれば、その場限りの対症療法だけでなく

根本的な原因にアプローチすることができる

催眠療法を行うことが望ましい。

※「オープンセサミ」は医療機関ではありませんので、

医療行為は行っていません。

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目 次
DAY 1:  誰にでも生まれてきた意味がある?
DAY 2:  実は、毎日誰でもヒプノを体験している!?
DAY 3:  潜在意識の秘密
DAY 4:  催眠術ショーのからくり
DAY 5:  みんなが知らないヒプノセラピー~主な方法について
DAY 6: ヒプノセラピーでできる、3つの素晴らしいこと
DAY 7: さて!あなたが生まれてきた意味は・・・

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