高田好胤師の法話集より、第6回目
人には、生まれた時からついている神様がいるそうだ。
生まれた時から両方の肩にお一人ずつ乗っていて、
そして、自分の行動を逐一見ているんだとか。
その名を俱生神 ( くしょうじん ) といい、
男女お一人ずつ。
左肩に乗っているのが女性の俱生神で
いつも悪い行動を丹念に書き記し、
そこには、容赦が一切ない。
(このような作業には、女性が向いているということでしょうか!?)
悪い行動というのは、3つある。
1. 身体を使った行為
2. 言葉による行為
3. 心で思う行為
つまり、何もしなくても、心で思っているだけで
綿密に記録されてしまう。
そして、死んだあと、閻魔様 (えんまさま) に
提出される。
一方、右肩に乗っているのは男性の俱生神だ。
男性の俱生神は、良い行いを記してくれる。
そして、ちょっとでも良いところに
生まれ変われるように
閻魔様にお願いをして下さるのである。
さて、
自分がしている行為の中で
自分でそれが悪いことだと分かってて
やっていること、
言っていること、
思っていること
この全ては、すればするほど
自分をおとしめることになり
決して良い結果をもたらさないものです。
上の話では、来世により良いところに
生まれ変わることが理由になっていますが、
今の人生をより良くするための心がけでもあります。
こんなことは、ないでしょうか?
・ 誰も見ていないからといってやってしまうこと
・ 自分の本心と違うことを言ってごまかすこと
・ 口に出して言わないまでも心の中で文句を言うこと
私の場合、思い返すといろいろ出てきて
まだまだ、修業が足りないことに気づきます。
自分の心を透明で、きれいな状態に保っておきたいですよね!
コップの中の水が例え濁っていたとしても
一滴一滴、真水を注ぐことによって、
いつかは、きれいな水に置き換わります。
これまでのことよりも、これからが大事ですね!
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