昨日、画家 佐伯祐三の話をしたが、
芸術家は ”自ら” 潜在意識と
つながることができる人たちである。
芸術家は、潜在意識の中にある自分の感性に従い
魂の叫びを表現することができるのだ。
ただ、誰にでも人生の経験から得た感性はそれなりにある。
そして、誰にでも魂の叫びもそれなりにある。
あとは、それをどう表現するかではないか。
過去の人生の出来事の場面で感じた感情や感覚は
潜在意識が覚えている。
過去における出来事で、自分が本当は言いたかったことも
潜在意識の中に残っている。
ただ、単に意識的には覚えていないことでも
潜在意識の中にある想いを取り出し、
表現することができれば、
まだ、眠っている自分の才能を開花させることができるであろう。
自分の抱えている問題の解決のヒントも見つかるだろう。
それを芸術家は ”自ら” 行っているが、
本来は誰でもできることなのである。
その潜在意識とのつながりを可能にするのが、
「催眠」 という手法だ。
ここで、簡単な催眠手法を紹介しよう。
毎晩、10分程度でもできる簡単な呼吸を使う方法である。
目を閉じたまま、次のサイクルで深呼吸を5から10回行う。
1. 最初に息を7秒ほどかけてゆっくりと吐き出す。
2. そして、同じく7秒ほどかけて息を吸い込む。
3. その後、同じく7秒ほどかけて息を止める。
この間、吸い込む息とともに素晴らしいエネルギーが
心や体に取り込まれるイメージをすると良い。
このサイクルを繰り返し、意識がファ~っとなるところが、
催眠状態だ。
そして、今日あったことに感謝する。
例え、嫌なことがあっても自分を成長させる良い機会だった
と捉えて全ての出来事、全ての人々に感謝する。
そして、未来の自分を思い描く。
自分の夢や願望が実現している自分の姿を感じてワクワクする。
これを、できる限り毎日(最低でも3か月)続けることだ。
すると、何かが変わる。
オープンセサミへ来られるご相談者の中で
画家、音楽家、彫刻家、漫画家、デザイナー、イラストレーターなどの
創作活動をされている方は、催眠状態になりやすい。
これは毎日、潜在意識につながっているからに他ならない。
誰もが潜在意識に素晴らしいものを持っている。
だから、私たちはそれを十分に表現できるようにしたいものだ。
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