会社勤めをしていた若き日のこと、
100の内、99のことがしっかりとできていたにもかかわらず、
残りの1つのことができなかったことを先輩にキツく指摘された。
「オマエはココがまだできていないじゃないか、何をしているのだ!」
とても、高圧的な先輩で決して自分の意見など言えなかった。
一方、その先輩は、99のことは全くしないのに、
たった1つしたことを上司に猛アピールする。
時には、後輩の私がしたことも自分の功にしている。
けげんな顔をしていると、
「オレが何もしていないとでも言うのか」 と言わんばかりの態度で、
迫ってくる。
確かに、何もしていないわけではないのでやはり、何も言えない。
でも、おかしい。
どちらも、割に合わない話である。
おそらく、100全部ができていたとしても、
当然とされるだけだろう。
完璧以外は許されないのだ。
ハッキリ言ってやってられない!!
このとき、1対99の原理が頭に浮かんだ。
「ポジティブ」にも「ネガティブ」にも使えるこの原理。
上述の先輩は「ネガティブ」での適応だったが、
「ポジティブ」で適応すれば、気持ちはハッピーになれる。
ハッピーな気持ちは生きるエネルギーを生じさせるのだ。
たとえ99できていなくても、1つできたことを褒めてあげよう。
最後の1つができなくても、99もできたのだから褒めてあげよう。
さて、現在
せっかく有名私立の進学校に入学したのに、成績が振るわず
生きる気力がなくなってしまっている子供達が親に連れられて相談にくる。
引きこもり、登校拒否、自殺念慮・・・・
子供達にこの原理を理解することはできなくても、
少なくともこの原理、親には分かっていてほしいものだ。
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