セラピストを探す際のツールとして現在はインターネットが主流だと思いますが、ホームページ等から得られる情報の中で特にどのようなところに注意すればよいのでしょうか。下記に大きく5つのチェックポイントを挙げてみましたので参考にして下さい。
1.自分の感性に響くセラピストかどうか判断する
(知識や技術の高さよりも、人間性や人柄に着目することが重要)
- セラピストの写真を見て、その人のセラピーを受けてみたいかどうか判断する
- セラピストのプロフィールを読んで、その人のセラピーを受けてみたいかどうか判断する
- ヒプノセラピストとしての理念に共感ができるかどうか判断する
- ホームページ等に記載されている内容を読んで納得できるかどうか判断する
(複数のセラピストが在籍するところは、代表者の感性が感じ取れます) - セラピストのブログ等があれば、そこから伝わってくる感じがよいものかどうか判断する
(セラピーにはバランスの良い感性が必要です。自己顕示欲、他の非難、自信のなさ等には要注意)
2.事前の説明は十分に行われるのかどうか確認する
最近、初めて受けるヒプノセラピーに対して説明が十分に行われていないケースが多いように思います。
誤った認識を持ったままでセラピーをお受けになっても十分に効果が得られないため、初回には、少なくとも30分程度の説明を受けることができるところを選びましょう。
3.セラピストの「資格」や「臨床経験の回数」に関する表現方法で判断する
セラピストが一定の資格を取得してセラピーを行っているかどうかを判断することは大切なことです。
ただ、ヒプノセラピーの資格を取得することは団体によってはさほど難しいことではありませんので、資格があるからといって必ずしも優秀なセラピストとは限りません。
また、臨床経験の回数の表記は一見、セラピストを判断する上で好材料のようにも思えますが、1回のセッションの時間や内容の濃さは、セラピストの方針によって異なりますし、客観的判断ができない自己申告の数字だということを踏まえて、これらの表現方法をどのように受け取るか、慎重に判断したいものです。
4.確かなヒプノセラピストが行ってそうな10のことを確認する
- ヒプノセラピーを専門としている
- ヒプノセラピーの内容がしっかりと書き込まれている
- セラピストの顔写真が掲載されている
- セラピストの氏名が本名で記載されている
- セラピストのプロフィールが記載されている
- なぜ、ヒプノセラピストをしているのかという、セラピストの理念が記載されている
- セラピールームの場所が固定されており、その場所が明示されている
- 料金表示、支払方法、支払条件が明確で、相場の範囲にある (1時間あたり、9,000円前後)
- 使用している用語の中に、「○○病」「○○障害」などの病名や、「治療」や「治す」などの表現が含まれていない(但し、セラピストが医師の場合は除く)
- セラピーを受ければ、「必ず良くなる」とか、「絶対に回復する」とかの表現を使っていない
(一見すると信用したくなってしまいますが、人の心を扱う方法に100%はありえません)
5.最終的に迷うようであれば、思い切ってメールまたは電話で確認する
信頼できる知り合いやご友人の方からの情報があれば参考にしたいものですが、ほとんどの方はそれがない状況でしょう。ならば、思い切って直接メールか電話で内容を問い合わせしてみましょう。その対応から何か感じるものがあることと思います。
嫌な感じがなく、「ここなら(この人なら)大丈夫かも・・」と思えるようであれば、受けてみると良いと思います。