A:基礎コースを受講し、基本的な知識や技術を修得していただくことで、それぞれのヒプノセラピスト協会発行の認定資格が与えられます。とはいえ、ヒプノセラピストとして活躍していくためには、セラピーの本質を深く理解し、何度も練習してあなた自身の感性を磨いていくしかありません。
しっかりとした固い基礎の上に、質の高い経験を積み重ねていくことで優れた技術と豊かな感性が築き上げられ、より優秀なヒプノセラピストになることができていくのです。
A:受講していただけます。プロのセラピストにならなくとも、家族や友人などの心のケアを行うことはできますし、何よりも自分自身を見つめ直す機会を持つことで、自己成長を促すこともできます。
これまで知らなかった心のしくみを知ることは、新たな視点や観点で物事を見ることができるようになりますので、ビジネスへの応用や人間関係におけるコミュニケーションの能力の向上などにも大いに役に立てていただけます。
A:2つの協会の理念や運営方針などには違いはありますが、ここでは、各コースの内容の違いを簡単にご説明します。どちらのコースも認定ヒプノセラピストになることを前提としたコースですが、ベーシックコースでは、ヒプノセラピーを最新の脳科学から説明していることが1つの特徴です。また、催眠を使った簡単な暗示療法ができるようになるためにヒプノセラピーで使う最低限の技法を修得することを目的としています。
マスターコースでは、ヒプノセラピーについてはもちろんのこと、ヒプノに関連する知識を広範にわたって掘り下げて学びます。また、ベーシックコースとは違った暗示療法やイメージ療法など複数の方法を複数の技法で修得することを目的としています。どちらのコースにも共通する部分はありますが、ベーシックコースの内容がマスターコースの内容に含まれているわけではありません。
A:認定団体が同じであれば、教えている内容は基本的には同じでしょうが、その教え方はインストラクターによって異なります。さらに、使用するテキストも必ずしも同じではありません。特に米国の認定コースではその違いは顕著です。それだけにスクール選びはとても大切だと思います。よく吟味し、自分の感性に合致するスクールで学ばれることをお勧めします。
A:Q1にも関連しますが、高い技術と豊かな感性を用いて、いかに価値のあるセラピーを提供していくことができるようになるかが大切なことです。今の時代、セラピーを必要とされている方はたくさんおられます。必要とされている方々に良いセラピーをし続けていくことで、自然と収入は増えていくことでしょう。
A:心理系の勉強はヒプノセラピストとして大いに役に立つものです。しかし、一方でヒプノセラピーは理論や理屈では説明ができない“心”を取り扱うセラピーであることを忘れてはいけません。ご相談者の感情や感覚に触れるときに、理論がかえって邪魔になる場合もあります。
大切なことは、しっかりとした基礎を学んで確かな技術と豊かな感性を磨いていくことです。その中で、必要となる勉強を少しずつ取り入れていけばよいのです。セラピーの本質は“心”なのです。
A:ご相談者のお気持ちに寄り添って共感することはとても大切なことですが、セラピーを通してご相談者が癒されていく姿を見て、セラピスト自身も癒されるようになります。ですから、気が滅入ることはなく、むしろ、喜びとなるのです。
A:セラピストであろうとなかろうと、ほとんど全ての人は何らかの悩みを抱えて生きています。ですから、悩みがあるからといって問題ではありません。ただ、現状の悩みが大きくて、自分をコントロールすることができないようであればセラピーにも悪影響が出ますので、まずはご自身の悩みを先に解決すべきでしょう。
A:普段着慣れている、体を締め付けない楽な服装でお越し下さい。