頑固な父親の意識も180°変わる前世療法体験談

透明な心の世界へ-催眠療法士(ヒプノセラピー)・鹿島光洋のメッセージ
スコットランド エジンバラ城より

現在14歳の息子さんのことで

怒り心頭の父親が

ヒプノセラピー(催眠療法)を受けにやってきた。

息子さんには絶対にやりたいことがあるのだが、

父親は猛反対しており、

母親も父親の味方している状況である。

私は、息子さんには以前会っているのだが、

本人の意志は固くそれが変わることはなさそうだ。

むしろ息子さんは、

自分の気持ちを分かってくれない父親への

怒りと、それに対するいら立ちで

死にたいくらい悩んでいるのだ。

1年ほど前から、家庭内では

言い争いだけではなく

暴力や、自殺未遂も続いているようだ。

そんな息子さんに対して、

父親はあらゆる手を使っても

気持ちを変えてやろうと意気込んでいる。

ただ、優しい親心も幾分かは伝わってくる。

かわいい息子にこの先、

良い人生を歩んでもらいたいからこそ

一所懸命になっているのだ。

そして、息子さんのやりたいことも

(ここでは明らかに出来ないが)

親であれば一般的には

受け入れがたい内容であることも確かだ。

セラピーをするにあたって、

先入観を植え付けないように

必要なことだけをしっかりと伝えて、

セラピーに入る。

セラピーの方法は、ご本人の希望もあり

前世療法を行った。

おおよその前世のストーリーは下記の通り。

深い催眠状態の中で、

浮かんできた前世の自分の姿は

小学生ぐらいの男の子だった。

小さい時に既に両親を亡くし、

近所のおばさんに

愛情を持って育てられている。

しかし、そのおばさんも

13歳の時に亡くなってしまう。

悲しみと途方に暮れて、

それからというもの

毎日寂しい1人ぼっちの生活が始まる。

その後、

ほとんど人との出会いがないまま

年齢を重ね、

18歳の時に病気を発症し

寝たきりの生活を強いられる。

そして、20歳で

誰にも看取られることなく

1人で死んでしまう。

そんな寂しい孤独な人生だった。

この前世の人生が潜在意識の中から

思いもかけず浮かんできたことによって、

父親はハッと気づいた。

この前世の自分が感じた気持ちは、

今の息子が感じている気持ちと

同じではなかろうかと。

現在の息子には両親は居るが、

居ないよりももっと悪い状況にある。

そして、おばさんが亡くなって

何とも言えない悲しみと孤独を感じた

13歳という年齢も、

対立が始まった息子の年齢にも合致する。

更にいうと、

このままでは息子は人生に絶望し、

病気になって

死んでしまうかもしれない。

父親の潜在意識は、

今の息子さんの気持ちを前世を通して感じさせ、

息子さんに今必要なもの、

息子さんの心が軽くなるために大切なことを気付かせた。

それは他でもない、

前世のおばさんが注いでくれた愛情である。

これらの想いが

催眠状態で思いがけず浮かんで来て、

気づかなかった大切なことに気づいたのだ。

そして父親の意識が180°変わった。

自らのこれまでの考えを改め、

息子さんの意志を全面的に受け入れる決意をしたのだ。

潜在意識のスゴさを

目の当たりにした感動的なセラピーだった。

(※この記事は、ご本人の了承を得て掲載しています)

オープンセサミの無料メールセミナーの登録は、 こちら↓

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=131133



目 次
DAY 1:  誰にでも生まれてきた意味がある?
DAY 2:  実は、毎日誰でもヒプノを体験している!?
DAY 3:  潜在意識の秘密
DAY 4:  催眠術ショーのからくり
DAY 5:  みんなが知らないヒプノセラピー~主な方法について
DAY 6:  ヒプノセラピーでできる、3つの素晴らしいこと
DAY 7:  さて!あなたが生まれてきた意味は・・・
Pocket