警察の犯人捜しの1つの方法として
モンタージュ写真が用いられていたが、
最近はその数が減ってきているようだ。
その代わりに似顔絵を用いるという。
警察は現在、似顔絵捜査員という
似顔絵を描く専門の方を増やしているそうだ。
似顔絵は写真と違って、
目撃者の記憶から犯人の特徴を聞きだし、
それをデフォルメ(誇張、強調)して描くことができる。
人の記憶は全体を万遍なく覚えているのではなく
特徴あるところをデフォルメして覚えている。
逆に、特徴のないところははっきりと記憶されない。
でき上がった絵は、全体として似てなくてもよく
”なんとなく、雰囲気が似ているなぁ~”
という、”雰囲気”をかもし出すのだ。
人は目で人を認識するのではなく、
潜在意識の感覚で認識するのだ。
ということは、
記憶は実際にあった出来事と同じではない。
その出来事によって生じた感情や、感覚が
強く表れたところが強調されている。
つまり、歪んでいるわけだ。
しかも、その先、生じた感情や感覚を
繰り返し感じれば感じるほど
その記憶はさらに歪んでいく。
それは、アメーバのように大きくも小さくもなるのだ。
確かに、過去に生じた ”出来事” そのものは変わることはない。
しかし、それによって生じた ”感情や感覚” は
変えることができる。
過去に感じた感情や感覚の中で
いらないものは早く捨て去り、
必要なものだけをデフォルメして生きていきたいものだ。
過去の記憶を変えることはできる。
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目 次
DAY 1: 誰にでも生まれてきた意味がある?
DAY 2: 実は、毎日誰でもヒプノを体験している!?
DAY 3: 潜在意識の秘密
DAY 4: 催眠術ショーのからくり
DAY 5: みんなが知らないヒプノセラピー~主な方法について
DAY 6: ヒプノセラピーでできる、3つの素晴らしいこと
DAY 7: さて!あなたが生まれてきた意味は・・・